~消防士ってどんな仕事をしているの?~予防編~
こんにちは。とある消防士です(^_-)-☆
ここまで火災、救急、救助について書いてきました。
今回はラストの予防です!
過去記事は👇👇👇コチラから👇👇👇
1、火災
2、救急
3、救助
では本題
消防士ってどんな仕事をしているの?
~予防編~
予防って何?手洗いうがい?ってなりません?
意味合いは同じ。
消防でいう予防とは?
火災を予め防ぐこと、また、そのために行う仕事。
じゃあ具体的に何をしてるのかというと
(1)立ち入り検査
立ち入り検査とは、防火対象物(一般住宅以外の建物)に立ち入って、その建物に火災危険が無いか?その建物の規模による消防用設備はちゃんとついているか等を確認し、違反している対象物あれば、是正をさせるのが仕事。
基本的に立ち入り検査は消防法に沿って行うので、消防法を理解していないといけない💦
また、建物の構造等も見なければいけないので、建築基準法等も頭に入っていなければならない💦
病院や介護施設、大きな建物や飲食店など誰しもが立ち入り安い場所は特に厳しくなっていて、大きな違反があると非常に複雑で半端な知識では対応できない。
(2)文書受け付け
予防の文書はたくさんある、
1つ例をあげてみてみましょう!
煙火消費許可申請書、
簡単に言えば花火をこの場所でするから許可してくれーっていう文書。
書類を確認し記載ミスがないか?
花火のサイズのよる離隔距離は保たれてるか?
その他当日に現地確認に生き、10項目以上ある安全基準はクリアできているか?
等を確認しなければならない。
こんなような受付文書が山ほどある。
(3)予防広報
これは、『火災が最近多発してます気を付けましょう!』
みたいな音声を流して管轄内を車でまわり、火災危険を周知する。
これ、筆者的には効果があるのか定かではないww
などなど書ききれないほど、業務があるわけですが
やっぱり一番大変なのは(1)の立ち入り検査関係、
無数に近いほどの防火対象物があり、それらの会社の方と話をしつつ、
1件1件建物の図面から確認する必要があるし
相手にお金が発生する事でもあるから、ミスは許されない。
数千万クラスの消防用設備もあるので、、、、
予防の仕事がいかに大変かお判りいただけたでしょうか?
そこでこれらを主に担当する部署がある。
それが
予防課だ。
予防課は、これらを専任として扱う昼間のみ勤務の予防スペシャリスト集団だ。
各消防署にも予防係という係があって、予防係も予防の仕事をするが、こちらは専任ではないので火災や救急、救助に出動しなくてはならない。
だから消防署の予防係が扱いきれないものを予防課が扱ったりする。
予防課含め部署の紹介は別記事でも行う予定なので、今回の記事はこんなところで。
ご愛読ありがとうございました(^_-)-☆
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