~消防士の勤務形態の解説~当直編
こんにちは。
人事異動の時期を迎え、怯えてる
とある消防士です(^_-)-☆
さて今回は記事の順番多少前後しますが、
消防士の勤務形態について説明していきます✨
消防士の勤務形態は
まず大きく分けて2つあります!
・当直
一般的な消防士のイメージはこれ!
24時間連続で消防署にいる。例えば朝8時30分にきて次の日の朝8時30分に帰る感じ。
・日勤
意外と知られてないかもしれないが、朝8時くらいにきて夕方5時くらいに帰る、一般会社員と同じようなスタイル。
この二つが全国どこの消防署でも基本となってるはず。
ではそれぞれについてより細かく解説する。
・当直
これは過去記事でも紹介したいわゆる実動部隊の事。
24時間消防署に勤め、火災や救急、救助事案が発生したときに出動する人たち。
1回の勤務が24時間であるが厳密に言うと16時間の勤務時間と8時間の休憩・仮眠時間となる、つまり実質一回の勤務は16時間となる。
じゃあなぜ残りの8時間は勤務にならないの?
さすがに人間だもの24時間連続で起きてるのは中々きついし体を壊してしまう。
だから仮眠時間というものが存在する。
大体夜22時頃から翌朝5時までくらい、これは勤務としては計算されず、休憩と同じ扱いになる!
はっきり言えば無賃金拘束って感じ、なぜなら一般会社の場合お昼や休憩時間に会社を抜け出しても問題ない。
しかし消防署というのはいつ災害や火災、救急があるのか不明なので
たとえ休憩時間と言えど消防署から離れることができない。
よって休憩であって休憩ではない。
もちろん、夜中に出動があった場合は、出動してる時間が時間外勤務となり、お金はもらえます。
・3交代制と隔日勤務制(2交代制)
当直勤務の中には2つ種類があって、一つは3交代制、もう一つは隔日勤務(2交代)
である。
・3交代制
2019年現在、全国の消防本部の約40%くらいを占めている。
サイクルは
当直➡非番➡公休➡当直➡非番➡公休
の繰り返しになる。
※非番、、、基本的には休みだが、呼び出される可能性もある休みと解釈していただく のが一般的かと。
※公休、、、一般会社員でいうところの土日にあたる、完全な休みと考えていただければおけ。
・隔日勤務制(2交代制)
2019年現在、全国の消防本部の約60%くらいを占めている。
サイクルは
当直➡非番➡当直➡非番➡当直➡非番➡公休➡公休
の繰り返しになる。
また、年間での勤務時間が日勤者(8時~17時勤務)とずれてしまう分は、
当直者も日勤を入れることで調整する。
隔日勤務制本部によって若干のサイクルの違いがあるが
トータルすると年間での勤務時間は変わらない。
*ただし各消防本部によって休憩時間や勤務時間の配分、隔日勤務のサイクルは多少異なるので、この記事に書いてあるものは例とする。
消防士の当直はこんな感じ、質問があればお問い合わせやコメントでお願いします。
次回の記事は、
~消防士の勤務形態の解説~日勤編
を書きます!
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