~消防士ってどんな仕事をしているの?〜救急編〜
こんにちは。とある消防士です(^_-)-☆
前回から火災、救急、救助、予防について記事を書いてるわけであるが、
前回の1、火災編は
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では本題、
消防士ってどんな仕事をしているの?
~救急編~
2、救急
消防士と言えば火災のイメージが強いかもしれないが、
火災や救助出動に比べて圧倒的に数が多いのは救急出動である、
皆さんもよく街中で救急車を見ませんか?
救急は簡単に言えば、具合が悪くなった人を搬送するのが仕事。
もちろん、ただ搬送するのではなくて患者さんの観察をして症状に沿った病院へ運ぶ
では順を追って救急の仕事内容、流れを見ていこう!
(1)まず、地域住民の方々から電話がかかってきて、救急要請となる。
これは、消防本部によってだが、
大きい本部だと消防指令センターというのがあり、そこに管轄の要請が一括される。
小さい本部の場合、それぞれの消防署で管轄の範囲の電話を受信し出動するという所もある。
(2)救急車で出動する。
基本的には、3人一隊となる。
ただ、通報段階の聴取で症状が重そうだという場合には増員がされて4人で一隊等で出動する。
これは各消防本部ごとに規定が決まっている。
例:心肺停止の可能性が高い場合や意識障害がある場合などなど。
(3)救急の現場で傷病者(患者)を観察して、病院が決定する。
これ、結構重要。
ここで患者さんを問診等含め、的確に観察して症状にあった病院を選定する
最近よく聞く『救急車のたらいまわし』なんてのは、この段階で起こる。
軽傷だと診てもらえなかったり、ベッド満床で断られたりと、理由は様々。
結果、病院が決まるまでに1時間かかったりなんてのもたまに、、、、
ご家族に直接病院に連れてってもらった方が断られる事ないし、正直そのほうが早い事もある。
患者さんの観察については、非常に多くの救急の知識が必要で、最近は救急救命士という国家資格を持つ方々が増えてきて、救急車に常置してることがほとんどだ。
そんな国家資格を持つ救命士さん達も、沢山の外部勉強コースがあって日々業務外で鍛錬をしている人も多い、むしろ業務内だけで収まる量の事ではない。
例:脳卒中、外傷等の外部勉強コースがある。
某、東〇消防庁みたいに外部コースは禁止で、東〇消防庁内で決められた事をしっかりやってれば良いという消防本部もある。その方が職員の負担もすごい楽になるよね!
筆者も一度、山形か横浜かどこかの救急コースを受講しに行ったときに東〇消防庁の職員がいて話をしたら、職場には内緒で来ていて誰にも話す事はできないけど自分の知識としてしまっておきたいと言っていた。
どっちが良いのかわからないけど東〇消防庁みたいに統一してくれた方が良いよね。外部コースだから実費が多いし、、、(高いときは込みこみ6万とかいく、受講料、テキスト代、宿泊費とかね。)
(4)搬送し、医師に引継ぎを行う。
これはそのまんまで、どういう状況でこんな観察して、こんな病態を疑って搬送した。というを医師に伝えサインをもらう。
(5)検証会(反省会)を行う。
これも消防本部によって呼び名は違うかもしれないが、いわゆる反省会をして特異事例とか消防本部ごとの決まった項目に該当するもの(例:特別な処置をしたもの等)とか、消防本部の救急の規定の重大な違反や観察ミスをした事例は二次検証会、三次検証会までいき、三次まで行くとお偉いさんや医師にこっぴどくつつかれるという感じだ。
今後の救急活動向上のために!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大まかに言うと救急の仕事はこんな感じ。
もちろん細かい事務とかも別であるけどね。。
読んで頂いてわかるように救急も職業を続けている限り日々勉強という感じ。もちろん本部で差は有るので、全く勉強しなくても大丈夫なところ、めちゃくちゃ厳しいところなどさまざま!
どっちにしてもある程度一生勉強が付いて回るという事は忘れずに!
次記事は救助編です。
よかったらまた読んでくださいね!
3、救助
次記事にて
4、予防
次記事にて
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