⚠実録⚠とある消防士の憂鬱日記☂

消防士の『仕事』『裏』『パワハラ』について記したブログです。 その他雑記事も有り。ノンフィクションで記したブログです。 消防士目指してる方やお子さんのいる方には是非、読んで頂きたいです。※所属、地域で差もあるため全てに当てはまるわけではありません。

~消防士ってどんな仕事をしているの?~火災編~

こんにちは。とある消防士です(^_-)-☆

 

今回の記事では消防士の仕事内容に関して書いていこうと思う。

今後、消防士のうつ病だったりと記事を書いていくうえで、仕事内容を知っていた方がより分かりやすいかと、、!

 

では本題、

消防士の仕事内容とは?

大きく分けると以下の4つ、火災、救急、救助、予防で本部によって呼び方などに多少違いはあるけどね。

この記事から一つずつ書いていこうと思う。

1、火災

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一番世間に認知されているのは、やはりこれかな?

消防士というくらいだから名前からして想像もつきやすいかと思う。

 

じゃあ、具体的に何をしてるのかというと消防車にのって、火事場に行き、ホースや、筒先(ホースの先端に着くやつ、開閉式など色々)で火事を消している。

 

ただ火事を消すといっても、何も考えず水をかけているだけじゃない。

 

ここにも結構な量の知識が必要だ。

以下に火災時に考慮すること、知っていなければいけない事を書いた。

これらを考え、総合的に判断して火事を消している!

 

火災の種類

建物火災林野火災車両火災電気火災油火災化学火災その他火災等がある。

電気火災は放水してる人の感電危険があるし、化学火災は使っている物質による薬剤を使う必要がある。

その他火災というのは、焚火の燃え広がり等であり、風向等を考慮が必要だ。

 

建物の防火構造

これは、耐火構造準耐火構造などがある、都会のアパートなんかは基本耐火構造だ。耐火構造というのは、

その部屋以外は基本的には燃えることはない。燃えにくくできており、延焼しにくくなっている。

だから窓から噴き出す炎、煙が上の階に行かないようにしたりすることが必要だ。

このように建物の防火構造によって消火戦術は変わってくる。

 

建物の構造

これは、鉄骨造や木造などの事。

作られている材質による。例えば構造によって燃え移りやすい方向が決まっていたり、建物の中でどのような場所から放水した方が良いか、などの参考になる。

 

燃焼の時期

これも文献などにより多少呼び方に違いはあるものの、

初期、中期、最盛期(建物の屋根からも炎が噴き出し近づくのが危険な状態)、減衰気(炎が衰退してきて燃えつきはじめ)がある。

これも火災初期なら消防隊員の屋内進入は〇、中期なら現場判断△、最盛期の侵入は×、減衰期は現場判断△で倒壊危険などもある。

 

その他

すべて書くと書ききれないので、こちらに簡略的に。

後は、

周囲の消火栓、防火水槽との位置関係、建物の建っている場所の住宅街の形、ビルや平屋などの建物の種類などなど。

上記事項に加え、それらを加味して最適な消火戦術を考えなければならない。

野次馬、観衆に『早く消せよ』とあおられる中で。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

上記の事は、概略的にすぎない。

 

前記事で少し触れましたが、体力がある、体を動かすことが好きだから、カッコいいから、憧れだから、、、、

というような簡単な理由で、

この仕事を志すのがいかに大変な思いをするかお判りだろうか?

覚悟がないと大変。

 

長くなりますので、下記は別記事で!

 

2、救急
次記事にて
3、救助
次記事にて
4、予防

次記事にて

 

ご愛読ありがとうございました。

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